オエノングループってどんな会社?
企業理念
自然の恵みを活かし、バイオ技術をベースに、人々に食の楽しさと健やかなくらしを提供します。
グループの事業は何?
当社グループは、長年培った発酵技術を核とするバイオテクノロジーをベースに、酒類事業、酵素医薬品事業、不動産事業などを展開する9社で構成されています。
2023年第2四半期連結会計期間に、加工用澱粉事業を展開しておりました株式会社サニーメイズの株式を一部譲渡 いたしました。これに伴い、第2四半期連結会計期間期首をみなし売却日として、同社を連結の範囲から除外しております。そのため、加工用澱粉事業の業績は第1四半期連結累計期間までを連結の範囲に含めております。
グループを支える研究・生産拠点
オエノングループの研究・生産拠点は日本全国に広がっています。
オエノングループの経営戦略と業績
経営計画と戦略
当社グループは、グループ企業理念の下、発酵技術等を核とする「バイオテクノロジー」をベースとした事業を展開しています。その中で、お客様に「安心」「安全」をお届けすることを第一に、普遍の概念である「顧客志向」と「収益志向」を追求しています。
特に、社会生活基盤を支える企業として社会的責任を果たすことは、中長期に渡って健全な成長を続けていくために必須であるという考えから、ESG経営を推進しています。
2024年度に創立100周年を向かえるにあたり、企業としての持続的成長を実現するために「長期ビジョン100」に取り組んでいます。
当ビジョンでは「焼酎事業に集中」「アルコール事業 販売の拡大」「生産改革」「酵素医薬品事業の新展開」「CRE(不動産)戦略」を5本の柱とし、さまざまな諸施策を展開しています。
業績の推移
売上高は、新型コロナウイルス感染症の5類への移行に伴い、経済活動・社会活動正常化が進み、価格訴求したチューハイのPB商品やチューハイの素などの家庭用商品が伸び、2020年から売り上げを伸ばし続けています。
利益面については、原材料価格高騰等を反映し、価格改定を推し進めたことにより、2022年の大幅な赤字より回復し、過去最高益となりました。
【酒類事業】
国内の人口減少や少子高齢化、飲酒機会の減少に加え、令和4年3月より数回にわたり実施された、全カテゴリーにおよぶ販売価格の改定(値上げ)により需要の縮小が一段と進み、競争が益々激化しております。
一方で、行動制限の緩和により業務用市場では回復が見られました。また、物価上昇による節約志向の高まりから家庭用市場において、価格訴求したPBのチューハイやチューハイの素、梅酒などが伸張し増収になりました。
利益面では、価格改定を推し進めたことにより増益となりました。
【酵素医薬品事業】
国内における乳酸菌を軸とする受託製造を行う発酵受託ビジネスが好調に推移しましたが、人件費や修繕費の増加により増収減益となりました。
【不動産事業】
令和4年に銀座の旧本社ビル跡地にホテル「ザロイヤルパークホテルズ銀座コリドー」がオープンしたことや、販売用不動産の売却があったことにより増収増益となりました。
※株式会社サニーメイズ株式の一部譲渡により、2023年の加工用澱粉事業は第1四半期連結累計期間までの業績となっております。
サステナビリティ
オエノングループでは、「自然の恵みを活かし、バイオ技術をベースに人々に食の楽しさと健やかなくらしを提供します。」を企業理念に掲げ、CSR活動に積極的に取り組んでおります。CSR活動を通じて、国連が提唱する SDGsの達成に貢献してまいります。また、企業理念及び普遍概念に基づいた事業活動を通じて、社会・環境問題をはじめとするサステナビリティ(持続可能性)を巡る課題の解決に取組むことで、よき企業市民として社会に信頼される企業を目指します。