
オエノングループってどんな会社?
企業理念
自然の恵みを活かし、バイオ技術をベースに、人々に食の楽しさと健やかなくらしを提供します。
グループの事業は何?
当社グループは、長年培った発酵技術を核とするバイオテクノロジーをベースに、酒類事業、加工用澱粉事業、酵素医薬品事業、不動産事業などを事業会社8社で展開しています。


※当社の連結子会社である株式会社サニーメイズ株式の一部譲渡を決議し、令和5年4月28日付で株式譲渡契約を締結いたしました。これに伴い、株式会社サニーメイズは当社の連結子会社から外れ、持分法適用関連会社となる予定です。
グループを支える研究・生産拠点
オエノングループの研究・生産拠点は日本全国に広がっています。

オエノングループの経営戦略と業績
経営計画と戦略
当社グループは、グループ企業理念の下、発酵技術等を核とする「バイオテクノロジー」をベースとした事業を展開しています。その中で、お客様に「安心」「安全」をお届けすることを第一に、普遍の概念である「顧客志向」と「収益志向」を追求しています。
特に、社会生活基盤を支える企業として社会的責任を果たすことは、中長期に渡って健全な成長を続けていくために必須であるという考えから、ESG経営を推進しています。
2024年度に創立100周年を向かえるにあたり、企業としての持続的成長を実現するために「長期ビジョン100」に取り組んでいます。
当ビジョンでは「焼酎事業に集中」「アルコール事業 販売の拡大」「生産改革」「酵素医薬品事業の新展開」「CRE(不動産)戦略」を5本の柱とし、さまざまな諸施策を展開しています。
業績の推移
売上高は、コロナ禍においても巣ごもり消費による家飲み需要の高まりにより、RTDや乙類焼酎などの家庭用商品や、販売用アルコールの需要が大幅に増加し、2020年から売上高を伸ばし続けています。
一方、利益面についてはお酒の原料となる穀物価格や加工用澱粉の原料となるコーン価格、エネルギーコストの大幅な高騰などの影響を受け、2022年は非常に厳しい状況となりました。
【酒類事業】
物価上昇による節約志向から、家庭用市場の生活防衛商品の販売が好調に推移しました。また、行動制限の緩和により業務用を中心に清酒などにも回復の兆しが表れたものの、粗留アルコールなどの原材料価格やエネルギーコストの高騰が大きく響き、大幅な営業損失となりました。
【加工用澱粉事業】
コーン価格の高騰に 対応すべく、販売価格の改定に取り組みましたが、急激な 原価上昇に追い付かず、増収減益となりました。
【酵素医薬品事業】
原料価格やエネルギーコストの高騰 により事業環境は厳しく、増収減益となりました。
【不動産事業】
昨年11月、銀座の旧本社ビル跡地にホテル「ザ ロイヤルパーク キャンバス 銀座コリドー」がオープンした ことなどによる賃貸収入増加により、増収増益となりました。

サステナビリティ

オエノングループでは、「自然の恵みを活かし、バイオ技術をベースに人々に食の楽しさと健やかなくらしを提供します。」を企業理念に掲げ、CSR活動に積極的に取り組んでおります。CSR活動を通じて、国連が提唱する SDGsの達成に貢献してまいります。また、企業理念及び普遍概念に基づいた事業活動を通じて、社会・環境問題をはじめとするサステナビリティ(持続可能性)を巡る課題の解決に取組むことで、よき企業市民として社会に信頼される企業を目指します。