酒屋編
「あなたは何派!?赤?白?それとも…」の巻
~ワインの赤・白・ロゼの違いとは~
~ワインの赤・白・ロゼの違いとは~
赤ワイン、白ワイン、ロゼワイン。3種の色の違いは、製法の違いが大きく関係しています。
●赤ワイン

赤ワインに使われているブドウは「黒ブドウ」と呼ばれる品種を使用します。果皮に赤紫色の色素を含むため、ワインの色は赤くなります。この「黒ブドウ」の実を、果皮と果肉、種子を一緒に発酵させるのが赤ワインの特徴です。果皮や種子からは、渋味の成分であるタンニンが多く抽出されるため、白ワインに比べて、濃厚で渋味が感じられる味わいになります。

●白ワイン

白ワインに使われているブドウは、主に果皮が薄い緑色の「白ブドウ」と呼ばれる品種を使用します。「白ブドウ」の果汁のみを発酵させるため、ワインの色は薄い色になります。タンニンが少なく、さっぱりとした爽やかな味わいが特長です。

●ロゼワイン

ロゼワインに使われているブドウは、赤ワインと同様の「黒ブドウ」を使用することが一般的です。ロゼワインの製法はいくつかありますが、代表的な製法は、赤ワインと同様に、果皮と種を一緒にタンクに入れ、ほどよく色付いたところで、果汁を引き抜き、果汁だけを発酵させる方法です。「ロゼ」は、フランス語で「バラ色」を意味します。赤と白の中間色の淡いピンク色(バラ色)が美しい、飲みやすいワインです。




「下町オエノン物語」では、人情味あふれる架空の町「下町オエノン」の住人達が、町内の様々な場所を舞台に、焼酎のおいしい飲み方やワインのマナー、日本酒のお酌の仕方など、お酒に関する知識・雑学をマンガを交えてご紹介します!
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