焼酎のおいしい飲み方・楽しみ方
定番のロック・水割り・お湯割りからひと手間加えた飲み方まで。
焼酎は飲み方ひとつとっても、実はとても奥が深いものです。
焼酎のおいしい飲み方をよく知って、お好みに合わせてお楽しみください。
ロック
焼酎そのものの味わいを楽しめるロック。
焼酎本来の香りが引き立ちます。
はじめはストレートのような強い素材の味わいを、時間が経つにつれて水割りのようなやさしい味わいをお楽しみいただけます。
梅干やレモンスライスを添えてもお楽しみいただけます。
ロックのおいしい作り方
- 1ロックグラスを冷やしておきます。
- 2大きめの氷をグラスに入れます。
- 3氷に当てるようにそっと焼酎を注ぎます。
- ポイント
- 大きめの氷を使いましょう。
ロックにおすすめの焼酎
水割り
焼酎のやわらかな味わいを楽しめる水割り。
氷を入れたグラスに焼酎を注ぎ、水をお好みの濃さになるまで加えます。
割合により、飲み口も大きく変わります。是非色々な割合でお試しください。
梅干やレモンスライスなどをお好みで加えても結構です。
水割りのおいしい作り方
- 1冷やしたグラスに、大きめの氷を入れます。
- 2氷に当てるようにそっと焼酎を注ぎ、よくかき混ぜて冷やします。
- 3水をお好みの濃さになるまで加えます。
- ポイント
- グラスに注ぐのは、焼酎が先!
水割りにおすすめの焼酎
お湯割り
素材の香り立ち上るお湯割り。
湯気とともに素材の香りが立ち上り、華やかな風味を楽しめます。
梅干をつぶして味に変化をつけても結構です。
※火傷には十分注意してお楽しみください。
お湯割りのおいしい作り方
- 1耐熱グラスや湯呑などに、70度くらいに冷ましたお湯を入れます。
- 2焼酎を注ぎます。
- ポイント
- 耐熱容器に注ぐのは、お湯が先!
お湯割りにおすすめの焼酎
前割り
焼酎をあらかじめお好みの濃さに水で割り、冷蔵庫で一晩寝かせます。(あらかじめ水で割り寝かせることを“前割り”と言います。)
このように“前割り”することで焼酎と水が良く馴染み、まろやかな味わいとなります。
夏場はそのまま冷やで、寒い時期は是非燗をつけてお楽しみください。
(燗をつける際は、耐熱容器に前割りした焼酎を注ぎ、火からおろしたお湯につけ、お好みの温度まで温めます。)
ハイボール
氷を入れたグラスに焼酎を先に注ぎ、十分に冷やした炭酸水を加えます。炭酸が抜けてしまわないように、ゆっくりと1、2回程度混ぜます。華やかな焼酎の味わいを爽快に楽しめます。
レモン、ライムなどの柑橘類のスライスを加えてもお楽しみいただけます。
焼酎梅酒
焼酎ロックに梅酒を加えます。梅酒がさわやかに香る風味豊かな味わいです。
しそ焼酎 鍛高譚と鍛高譚の梅酒1:1がおすすめです。
お茶割り
焼酎を先に注ぎ、後からお茶をお好みの濃さになるまで加えます。お茶の種類は緑茶やウーロン茶、ほうじ茶などがおすすめです。
また、お茶は冷たいものだけでなく、温かいお茶でも楽しめます。温かいお茶で作る場合は、先にお茶を注ぎ、後から焼酎を加えます。
クラッシュロック
大きめのグラスにクラッシュアイスを入れ、焼酎をゆっくり注ぎます。通常のロックよりも、しっかり冷え、キレのある味わいが楽しめます。
いつものロックに加えて是非お試しください。
クラッシュロックフルーツポンチ
クラッシュロックにお好みのフルーツを浮かべていただきます。
レモン、ゆず、かぼす、すだち、ライムなどの柑橘類がおすすめです。缶詰のフルーツを使用しても結構です。
クラッシュミント
クラッシュアイスを入れたグラスにミントの葉を多めに入れ、焼酎を加えます。お好みによりシロップなどを加えてお楽しみください。
ジュース割り
通常の水割りや炭酸割りにレモン、グレープフルーツ、オレンジなどのお好みのジュースを加えてお楽しみください。フルーツを搾って加える“生搾り割り”もおすすめです。数種類のフルーツをミックスしてオリジナルの味わいを楽しんでいただいても結構です。
コーヒー割り
焼酎にコーヒーを加え、軽くかき混ぜます。麦焼酎やそば焼酎の香ばしさがコーヒーの味わいとよく合います。
お好みでミルクやバニラアイス、生クリームを加えても、ひと味違った風味が楽しめます。
大葉唐辛子割り
グラスに氷、大葉、唐辛子(輪切りではないもの)を入れ、焼酎をゆっくり注ぎます。大葉の香りと唐辛子の刺激がピリッと後味に残ります。
グラスの中の唐辛子が金魚鉢の中の金魚に見えることから、「金魚割り」と呼ばれることもあります。
きゅうりロック
通常のロックやクラッシュロックのマドラーをきゅうりスティックにしたものです。きゅうりを使うことから「河童」と呼ばれることもあります。
ほのかにきゅうりの風味が残り、味わいが変化します。
しょうが割り
通常のロックや水割り、お湯割りに、しょうがの搾り汁を加えます。しょうがの風味がほのかに感じられ、通常とは違った味わいをお楽しみいただけます。
お好みでシロップや蜂蜜などを加えてもおいしくいただけます。
やさいジュース割り
麦焼酎にトマトジュースなどの野菜ジュースを加えます。麦のコクと野菜の甘味がマッチして、やさしい味わいとなります。
焼酎が苦手な方にもおすすめの飲み方です。
りんご酢割り
通常の水割りやお湯割りに、お好みの量のりんご酢と蜂蜜、またはシロップを加えます。さっぱりとした味わいに仕上がります。
夏は炭酸割りもおすすめです。
シナモン割り
芋焼酎のロックやお湯割りにシナモンスティックを添えるか、シナモンパウダーを直接加えます。シナモンの甘い香りが芋焼酎の甘い風味をひきたてます。
シロップで甘味を加えてもおいしくいただけます。
牛乳割り
焼酎に牛乳を加え、軽くかき混ぜます。マイルドな新しい味わいをお楽しみいただけます。お好みでシロップなどで甘味をつけると、よりおいしくいただけます。
蜂蜜割り
焼酎に蜂蜜を加えていただくことにより、ほのかな甘味が加わり、まろやかに焼酎をいただくことができます。
冬はホットで、夏はロックや水割りなどでお楽しみください。麦焼酎や米焼酎ではレモンスライスをお好みで添えても結構です。
柑橘添え
柑橘類を添えて(搾って)いただくと、爽やかな風味を味わうことができます。ゆず、かぼす、すだち、ライムなどお好みの柑橘類を使ってお楽しみください。
カラフルロック
お好みのフルーツジュースを製氷器で凍らせます。グラスに凍ったジュースを入れ、ゆっくりと焼酎を注ぎます。フルーツジュースは数種類加えても結構です。
ジュースの割合により飲み口も変わります。お好みの組み合わせを探してみてください。