ニュースリリース
秋田県醗酵工業が秋田県知事を表敬訪問し、「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)2021」(※)で「秋田杉GIN」が「最高金賞」を受賞したことを報告しました
“ジャパニーズジン”で初めての「最高金賞」受賞を報告
2021年6月23日
オエノングループの秋田県醗酵工業株式会社(代表取締役社長:藤武哲朗 本社:秋田県湯沢市)は、2021年6月15日(火)に、同社代表取締役社長 藤武哲朗(とうたけてつろう)、取締役製造部長 石塚秀和(いしづかひでかず)が秋田県の佐竹敬久(さたけのりひさ)知事を秋田県庁に訪ね、同社が発売する「秋田杉GIN」が「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)2021」の洋酒部門において栄えある最高金賞を受賞したことを報告しました。
当日は、「秋田杉GIN」の開発に携わった産学官連携のクラフトジン開発プロジェクトの、秋田工業高等専門学校 物質・生物系 上松仁(あげまつひとし)嘱託教授、秋田県立大学 生物資源科学部 野下浩二(のげこうじ)准教授、秋田県総合食品研究センター 醸造試験場 進藤昌(しんどうしょう)場長と、杉本勇人(すぎもとはやと)主任研究員も同席し、佐竹知事へ受賞の報告と好調な販売状況について説明いたしました。
「秋田杉GIN」は、秋田杉の葉と、5種類のボタニカル(ジュニパーベリー、コリアンダーシード、アンジェリカルート、オレンジピール、レモンピール)を使用した、まるで森林浴をしているような清々しい香りが特長の爽やかな風味のクラフトジンです。「秋田杉GIN」発売の背景には、秋田工業高等専門学校、秋田県立大学、秋田県総合食品研究センター、そして同社による、2019年3月に発足した産学官連携「秋田杉」と「ジン」のクラフトジン開発プロジェクトがあり、秋田県の特色を活かし、県を代表する秋田杉の香りを再現したお酒ができないかと、約1年にわたる研究期間を経て、2020年3月に「秋田杉のクラフトジン」が完成しました。
そして、秋田杉の香りを、より多くの人に楽しんでいただきたいという想いから、このプロジェクトで生まれたジンを同社が商品化し、2020年6月25日(木)に「秋田杉GIN」を発売しました。発売当初は、年間約2,000本の販売の予定していたところ、現在すでに7,500本が販売され、多くのお客様にご好評をいただいております。
このたび、世界のウイスキーおよびスピリッツを審査する、日本で唯一の品評会「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)2021」において、洋酒部門に出品された444点の中から「秋田杉GIN」は特に秀逸であると認められ「最高金賞」を受賞しました。“ジャパニーズジン“としては初めての快挙となりました。
同社は、今般の受賞を、さらなる秋田県の魅力を活かした商品開発及び品質向上へ繋げ、確かな味わいと品質を求めるお客様のニーズにお応えしてまいります。
- ※日本人の繊細な味覚をもって、世界のウイスキーおよびスピリッツを審査する、日本で唯一の品評会。2019年に第1回が開催され、日本国内はもとより世界のウイスキーとスピリッツ約500本を、全国各地のウイスキーやスピリッツに精通した審査員、約200名が審査、2020年には日本が誇る蒸留酒を世界の人々に知ってもらいたいという思いから、焼酎部門を新設し、洋酒・焼酎合わせて約700本が出品されました。日本のウイスキーやスピリッツ愛好家・専門家の深い知識と情熱をもって、世界のウイスキーおよびスピリッツを品評し、高品質なウイスキーとスピリッツを国内外に広く知っていただくことを目的としています。
「秋田杉GIN」
商品名 | 「秋田杉GIN」 |
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品目 | スピリッツ |
アルコール分 | 46% |
内容量・容器 | 500ml ・ 瓶 |
荷姿 | 6本入りダンボール |
参考小売価格 | 2,830円(税抜き) |
発売地域 | 全国 |