ニュースリリース
適正飲酒推進のため、オエノングループホームページに取扱商品ごとの「純アルコール量」の表示を開始
商品本体への表示は年内発売の一部新商品で開始
2021年4月30日
オエノンホールディングス株式会社(代表取締役社長:西永裕司 本社:東京都墨田区)は、アルコールメーカーの社会的責任である適正飲酒の推進を目的として、当社が管理するオエノングループホームページ(https://www.oenon.jp)内で、取扱商品ごとの純アルコール量(※1)の表示を4月30日より一部カテゴリーで先行開始しました。
今回の取扱商品ごとの純アルコール量の表示については、当社グループのCSR基本方針にも掲げている「『よき企業市民として誰のためにどう役立つのか』を考え、社会と共に環境・社会・統治の問題に適切に対応し、社会の持続可能な発展に貢献することによって、社会との長期的な信頼関係を構築していく」ための取組みのひとつです。
具体的には当社グループホームページ(https://www.oenon.jp)において、当社グループの酒類製造3社(合同酒精株式会社、福徳長酒類株式会社、秋田県醗酵工業株式会社)のオリジナルブランドの個別商品ページに「純アルコール量(グラム表示)」項目を設け、当該商品を1本飲むことで摂取する純アルコール量がひと目で分かるようにするものです。4月30日より先行開始するカテゴリーは、飲み切り商品であるRTD(Ready to Drink)商品(※2)とし、2021年12月末までに当社グループで取り扱うオリジナルブランドのアルコール飲料商品全てに対象を広げることを予定しています。
また、商品本体への純アルコール量の表示については、2021年度中に発売するRTDカテゴリーの一部新商品で開始する予定です。
当社グループでは、「自然の恵みを活かし、バイオ技術をベースに、人々に食の楽しさと健やかなくらしを提供します。」というグループ企業理念のもと、2010年5月にWHOが採択した「アルコールの有害な使用を低減するための世界戦略」や、2013年12月に成立した「アルコール健康障害対策基本法」を受け、これまで、業界団体と協議を重ねながら、未成年者の飲酒防止や飲酒運転の撲滅など、適正飲酒の啓発や不適切飲酒対策にグループを挙げて取り組んでまいりました。2019年には、当社グループホームページの各ブランドページならびにキャンペーンページについて、「生年(西暦)」入力による年齢確認のページを設けています。
2015年に策定された国連のSDGs(持続可能な開発目標)の健康分野でもアルコール関連問題に関しては目標の1つに明記されており、当社グループはこれからも、グループ企業理念の下、事業活動を通じ、社会・環境問題をはじめとするサステナビリティーを巡る課題の解決に取り組むことで、よき企業市民として社会に信頼される企業を目指し、社会とともに「将来価値の共創」を実現します。
※1 純アルコール量は、以下の計算式で算出され、単位はグラムで表します。
お酒の量(ml)×アルコール度数(%)/100×0.8(アルコールの比重)=純アルコール量(g)
※2 缶入りチューハイ・カクテル(一部瓶入り商品を含む)カテゴリー商品および、缶入り焼酎商品